だらだらと意味無い事を書いたついでに書いておきます。


よくスポーツでホームだとかアウェイだとかって話がありますよね。
アウェイだから不利だとかそういう話になるじゃあないですか。
実は真田はアウェイが大好きだったりします。


アウェイっていうのは、たとえば試合会場に慣れていない(相手は慣れている)
移動や泊まりなどでコンディション的な差が出る(相手はいつもどおり朝起きて自分の家からやってくるだけ)
などの理由で絶対に不利であることに変わりはないのですが
それ以外のアウェイ不利の理由として「観客の声援」っていうのがありますよね。
「相手は応援が力に」とか「ブーイングがやりにくい」とか。


真田的にはアウェイのああいう雰囲気って嫌いじゃあないです。つーか好き。
声援に関してはディスアドバンテージにならないですね。
対戦相手が女の子からキャーキャー声援を受けているのを見ると
「なに、こいつら。バカじゃないの?」って感じでムラムラと闘志が湧いてきますし、
何より敵側の観客がくやしがったり、悲しがったりする様子とかはたまらない楽しみですよ。頑張れば頑張った分楽しめますしね。
負けたら悔しい思いをするのがわかっているからその分気合も入ります。


結構悪役って楽しいんですよ。
ヒールっていうのも悪くない。


一度あったのはですねえ。真田の対戦相手に対して
「きゃー、せんぱーい そんなヤツさっさと倒しちゃってー!!」と黄色い声援を送る女の子がいたんですよ。
こっちはですねえ、普段悲しくなるほど男臭い環境で練習してきていて、当然試合当日も女っ気なんかゼロで殺気立っている訳です。
なんだかやけにその声援が心に残りましてねえ。「そんなヤツ」らしいですよ、俺は。
その時は全然怒ったとかそういう感情は無くてですねえ。
なんとなくこいつらを黙らせたら面白いだろうなあと。
自分の力で応援団ごとねじ伏せるのは気持ちいいだろうなあと。


そうしたらふつふつとやる気が湧いてきまして、対戦相手に対して圧倒的な力の差を見せ付けて完勝できた訳です。(実際はそんなに力の差は無かったと思いますが)
あれは気持ち良かったなあ。最初は元気が良かった応援団の声がだんだん悲壮になってきましてね。
特に良かったのはアレですね。試合が終わった時。
応援団の例の女の子に向かって「いかにもつまらないものをみてしまった」
といった感じの視線を送ったあの時。
あの時のあの女の子の顔ったらなかった・・・


勘違いの無いように書いておきますが、対戦相手に対して敬意を払っていない訳では無いですよ。僕は試合のときは常に相手を尊重して相対することにしています。
でも、まあ失礼な事を言うギャラリーに対してはね・・・(´ー`)


あと、僕ってあんまり味方の声援って欲しいとは思わない人間なんですよ。
応援してくれる人っていうのは大変ありがたいし、戦っているときは本当に力になります。苦しいときに一番力になるのは応援してくれる人です。


でも、試合をしている瞬間って試合に集中しているから応援の声って聞こえないんですよね。
もちろん集中力は高まっているから周りの音は耳には入っているんですけど、
意識をする事は無いです。少なくとも僕は。
逆に指示やアドバイスが聞き取り難くなるから静かなほうが助かるかなって感じです。
まあ、そんなわけで試合中は応援が無くても平気なんですよ。
誰かがどこかで応援してくれているって事実があるだけで充分。



アウェーってのも結構楽しいという話でした。



とは言っても反日感情が極めて高い終戦直後のアメリカのリングで戦った大山総裁やサッカーのイギリス対アルゼンチンみたいな立場でのアウェイは絶対ごめんですけど(笑)


やっぱり身の危険を感じてしまうとな(;´Д`)



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