かみちゅ!7巻の感想ですよ。

かみちゅ! 7 [DVD]

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当然面白かったですよ。かみちゅだし(信頼しきっている)


新エピソードはストーリーがどう、というよりはキャラクター一人一人のしぐさや台詞を見て楽しむ、といった内容だったかな?


前半の、ゆりえ様が「ひどっ!」って言うシーンがかわいかったです。
あんまりかみちゅっぽい芝居付けじゃなかったのですけど
かわいいもんはかわいいですよね。


それと、かわいかったといえば祀ちゃんかな。
祀ちゃんが顔を赤らめるようなシーンって今まで無かったんですけど、珍しく見れたので幸せでした。かわいらしい祀ちゃんって初めてじゃないかな?
見れてラッキーでした。
頬を赤らめていた相手も良かったですね。その辺のイケメンとかだったら不安になるところですけど(笑)
安心できました。


気になった事は…
二宮君が(絵的な意味で)かっこよく描かれすぎだったかなあ(笑)
もうすこしダサ目に描いてもらったほうが見ていて安心するかな?


14話に関しては、もう既に見ているエピソードなんですけど物凄く楽しめました。やはり出来がいい。
(新作作画もよかった…)
ゆりえ様が「こたつから身を乗り出して時計を見る→良く見えない→目を細めて見る→えびぞりになる」あの辺の作画は劇場版レベルですよ。
微妙に硬い中学生の女の子が体を捻じる感じがよく出ていますよねえ。
なにげない日常芝居をあそこまで力を入れて作画してもらえるっていうのはやはり素晴らしいです。
ジブリ系とかじゃないとやってくれませんよね。
ジブリ系と違うのは僕らが見たい事を丁寧にやっているって事かな?
ありがたいことです。


なんというかですね。ちょっと前から提唱しているんですが
かみちゅ!というのは面白い「耳をすませば」なんじゃあないかと
僕らが見たい「耳すま」(笑)


話の間中ヒロインがコタツから出ないというステキなだらだらっぷりに関してはもう改めて触れるまでもありませんね。


それから・・・14話の魅力は作画のカオスっぷりかなあ。
基本的には作監の藪野さんのややリアル系のキャラなんですけど、
シーンシーンによって効果的に全然違うタイプの絵になっているところがいいです。
かわいいし、効果的だからあえてそのまま使っているんでしょうね。
冒頭のこたつから出てくるディフォルメのきいたゆりえ様
その直後のしっかり書き込まれたゆりえ様の頭。
例の「タレゆりえ様」。
新聞紙を丸めてチャンネルを変えようとするゆりえ様。
家に帰って来た章吉に「初詣、言ってきたの?」と眠たげに尋ねるゆりえ様。
この辺が解り易い例かな?


それから、コメンタリからの情報なんですけど章吉君は女性製作陣からも人気らしいですね。
やっぱりヤツは敵ですね。モテ系陣営の人間ですよ(笑)