模型

今号の模型誌を読んできました。
目についたのは慶子さんの水着ルリですか。
以下は少し長くなります。
最近のキャラものフィギアは模型界の中でも進歩がとみに早いです。
数年前のフィギアと現在のフィギアではもう比べ物にならないくらい造形のレベルが違います。
たとえば数年前のスタンダード以上のものが今では安価な完成品として簡単に手に入ったりします。
チャフィギアなんかは最たるものですね。
これはありがたいことなのですが、真田はここで考えてしまうわけです。
今の技術力であのころの題材に取り組んだらどんなに良い物ができるだろうと。
実際、人気アイテムやこだわり原型師がいる場合はそのような例があります。
ちょろすけさんの綾波レイですとか、片山さんの一連のアスカ、りゅんりゅん亭さんのセーラーサターンなどですね。
しかしTV版のホシノルリは、不幸にして今のレベルでの良キットは出ていなかったのです(真田の知る限りでは)。
で、話は戻ります。
今回の水着ルリはすばらしい出来でした。
貴重な「今のレベルでのTV版ルリ」だと思います。
以前の慶子さんの作品「おでかけルリ」を初めて目にした時の衝撃を思い出しました。
質の高さだけでなく、慶子さん特有の柔らかな表情など
原型師さんの個性もしっかりと現れた良キットでした。